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耳鳴りとは?
どんな病気か
耳鳴りは、実際には音がしていないけれど何かしらの音が聞こえている状態です。
耳鳴りの多くは、自覚的耳鳴(自分自身にしか聞こえないこと)であることが多く、ストレスや睡眠不足などでさらに大きくなることもあります。
耳鳴りがうるさく、眠れない、家事や仕事が手につかないなど、日常生活に悪影響を与えてしまいます。
このような症状があります
- 片耳でずっと音が鳴っているように感じる
- 音が強くなっている気がする
- 耳鳴りのせいで眠れない、イライラする
- 不安な気持ちになる
- 集中できない
などの症状があります。
症状によっては、自律神経失調症やうつ、神経症、不安など精神的なものが発生することもあるため、注意が必要です。
注意すべき耳鳴りについて
- 耳鳴りが急に発生した
- 以前とは違う音が鳴っている
- 痺れや麻痺がある
- 耳鳴りに伴って難聴を感じることがある
など
特に、耳鳴りが急に発生したり以前と違う音が鳴っている場合には「急性難聴」や「突発性難聴」による耳鳴りの可能性があります。痺れや麻痺を伴う場合には、脳の検査を受ける必要もありますので、しっかり検査を受けましょう。
耳鳴りは治る?
これまでの耳鳴りは、「完治は難しい」「年のせいだから」などと言われてしまうことが多く、不安や心配が解消されることはありませんでした。ですが、近年では適切な治療を受ければ耳鳴りを軽減させたり、治すことが可能です。
環境調整、カウンセリング、内服薬、漢方薬、補聴器などを活用しつつ一緒に改善することを心がけましょう。完治も夢ではありません。
耳鳴りの治療法は?
耳鳴りは、ビタミン剤や安定剤などの薬で治療するのが一般的です。そのほか、漢方薬や注射、補聴器を利用したTRT療法などを行い、患者さんにとって最良の方法をご提案するようにしています。